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介護職員に関する統計

ここでは長年介護責任者として介護業界に携わってきた経験や公的の統計データを用いて介護職員の悩みなどの実態をご紹介いたします。

◆介護職員の悩み

 

人手不足と仕事量の重

 介護施設や訪問介護で働く職員は、しばしば人手不足に悩まされ、仕事量が非常に重くなることがあります。これが続くと、業務の質や職員の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

スキル向上の機会の不足

 介護職員が自身のスキルを向上させる機会が不足している場合、仕事の充実感や成長の機会が限られていると感じ、不満が生じることがあります。

経済的報酬の不足

 介護職は重要な役割を果たしていますが、一方で経済的な報酬が他の職業に比べて低いことが悩みとなることがあります。これがモチベーションの低下につながることもあります。

職場の人間関係

 職場の人間関係が円滑でなかったり、コミュニケーションの課題がある場合、職員同士や上司との関係が悩みの要因となります。

コミュニケーションの課題

介護施設では患者やその家族、他のスタッフとの円滑なコミュニケーションが求められますが、時にはその課題に悩むことが不満の要因となります。

感情的な負担

 介護職はしばしば高齢者や病気の人々と密接に関わる仕事であり、その中で感情的な負担が発生します。患者やその家族との関わりにおいて、喜びや感謝の瞬間もあれば、逆に悲しみや無力感を感じることもあります。

不満や悩みは地域や環境などにもよって異なりますが、これらの悩みに対処するためには、まずは上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、困ったときには産業医など公的なものに相談できる環境を整えることが重要です。
しかし、こうした人材管理に比重をおくのが難しい事業所は非常に多いのが現状です。

​ぜひ当社の嘱託産業医を活用頂き、御社の業務/人材管理の円滑化の一助になれたらと思います。

◆介護職員の実態
離職数 数字new.png

​入職者と離職者

令和3年度は入職者数が離職者数を上回っていますが、令和4年度は逆に離職者数が上回る結果となっています。こうした背景には会社内外で様々な要因がありますが、近年は以前より転職支援企業の増加により、より良い環境を見つけ比較できる環境が身近にある事が大きな要因となっています。

職種別の悩み

どの職種でも、昨今の介護業界で問題となっている「人手不足」が一番の悩みとなっています。それが現職員の負担増の要因となっております。それに伴い現職員の身体的/精神的負担が増しており、更にはそれを解消出来ていない(休暇が取りにくい等)という悪循環に陥っているのが介護業界の現状です。

離職理由表.png
離職理由 表.png

​労働条件・仕事の悩み

​人手不足が大きな割合を占めていますが、前項目でも述べた通り、人手不足は現職員の負担に大きく影響します。つまり、業績を維持/向上させるには新規雇用と並行して現職員の身体・メンタルケアが必須であると考えられます。

離職までの勤務年数

図の通り離職者の半数以上が勤続3年未満で離職しています。ここで重要な事は、離職に至るまで考える期間があるという事です。離職を迷っている段階で職員に継続して勤務してもらう施策を行わなければいけません。離職を知ってから対応している企業が大半です。離職を決断した職員を引き留めるのは難しく、引き留められたとしても企業として悪条件を飲まなければいけないなど、不利益が生じてしまいます。

離職 三年未満.png

以上の事から、多くの職員が不満や悩みを抱えながら業務を行っている事が分かります。

不満や悩みが蓄積されると身体的だけでなく精神的にも疲弊していきます。その結果、より良い条件や環境を求めて離職へと行動していきます。気になる点が、離職を決定するまでに相談する人がいなかったと言う職員の方も多くいらっしゃる事です。

「人材管理」は事業所にとって業績を維持/向上させる為の必須業務ですが、二の次になってしまっている事業所も数多く存在しているのも事実です。

是非この機会に弊社の産業医サービスをご利用頂き、「安定」した事業/業務形成の一助になれたら大変嬉しく思います。

CHCの産業医サービスの特長

・月額契約費用がリーズナブル

・個別にオンライン相談対応(※職員の方なら誰でも利用可)

・基本法令業務

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